バックグラウンドチェックを行っていますと、遅刻や欠勤が多い、との声を聞く事が結構あります。
以下の話は、意図的に遅刻し、小手先のごまかしで遅刻の疑いから逃げようとした人の話です。
あるケースでは、あまりに遅刻が続く社員がいたので、上司が本人に問いただしたところ、精神面の病を患っている為、出勤時になると外出が怖くなる、との返事があったそうです。その人は反省の様子を見せた為、無理のない範囲での出勤を許可したそうですが、回数と遅刻する時間が増えた為、仕事にならないとの苦情がでた事から、その人は退職をしました。
その人物は、別の職場でも遅刻常習者と評されており、その職場では「タイムカードを押し忘れた」と事務員に申告し出勤時間の修正を頼んでいたそうです。月に数度こういった事があった為、入り口に据えてある防犯カメラのチェックをしたところ、修正の依頼があった日の全てが遅刻であった事が判明。結局は退職勧奨で退職する事になりました。なお、問いただされた時の言い訳は、先の職場と違う理由であり、どうやら精神面の病も嘘だった様です。
私の過去の職場にも、遅刻癖のある者が居ましたが、タイプは大きく二通りに分かれていました。
謝罪し反省しつつも遅刻を繰り返す人と、何も言わず混雑にまぎれて遅刻が無かったかのように振る舞う人です。
何れのタイプも職場では迷惑になりますので、採用前に調査を行い、どのような人物かを知っておく事がかなりの重要事項だと思います。