コロナ禍は、いまだ企業の活動に大きな影響を与えています。
その様な就職氷河期の中、本年度の新社会人への意識調査が行われました。
昨年は「今の会社で働き続けたい」の伸び率が59.4%もあったのですが、本年は減少傾向にあり56.5%に減っています。
理論的には、早期に退職する可能性がある新入社員が多いと言う事になります。
早期退職の問題は新人だけではありません。
採用調査にて履歴書を見ると、長く勤めた大企業を何らかの都合で退職し再就職を果たしたベテランは、前職に比べ早期に転職先を辞める傾向があります。
金銭面以外で多い退職理由に「考えていた仕事と違った」があります。
その他、通勤に時間が掛りすぎる。労働時間等の待遇面に不満、が続きます。
新天地を求め、慣れた職場を離れたのは良いが、様々な事に馴染めず再び転職活動と言う話は珍しくありません。
いくら優秀な人材でも、適材適所の配置が出来なければ、その採用は無駄になってしまいます。
会社の健全な運営は、適切な配置があってこそ。
雇用のミスマッチ対策にバックグラウンドチェックは有効です。