ワクチン接種が進む国では、コロナ禍でのテレワークへの移行から、再びオフィスへ回帰する動きが見られます。
ただ、コロナ以前に完全に戻るわけではなく、テレワークの便利さを知った今は、テレワークとオフィスでの業務を使い分けるハイブリッドワークと呼ばれる働き方が注目されています。
テレワークによってオフィスの削減やDXが可能となった一方で、やはり人と人が顔を合わせないと進めにくい仕事もあるという事でしょう。
また、企業信用調査の責任者として携わっている中で、片方に固執し偏り過ぎないハイブリッド経営が持続可能経営のコツだと常々感じています。

テレワークとオフィスでの業務の良いところを混ぜ合わせるバランスの良い働き方は、今後もコロナの様な危機が起こった際に、柔軟に対応をしていく上で重要であると思われます。
それは働き方だけではなく、人材の年齢層や性別、仕入先や販売先等についても、出来るだけ偏りを減らす事がリスク回避につながるのではないでしょうか。

世界的な潮流である脱炭素についても、石油や石炭等の従来のエネルギーを無視してクリーンエネルギーに偏ってしまうのは、かえってリスクが高まるのではないかと個人的には思います。
脱炭素のために電力を消費することも効率的とは言えない気がしますし、クリーンエネルギーのために自然が破壊されてしまっては本末転倒です。
日本のお家芸であるハイブリッド車の様に、働き方もエネルギーもハイブリッドでほどほどに混ぜ合わせた方が、息長く走り続けられるのではないでしょうか。