子どもと接する職場で働く人に性犯罪歴がないか、を確認する新制度の骨子案が、本年2月にまとまりました。
骨子案では、学校や保育所は確認を義務化。
学習塾やスポーツクラブ、ベビーシッターの仲介業者等は任意。
刑法等の前科以外にも、痴漢や盗撮等の自治体条例違反も確認ができる様にするそうです。
このような確認は、子どもがいる現場以外の職場でも行うべきだと私は思います。
私が行ったバックグラウンドチェックの中で判明した性犯罪は少数ですが、すぐに思い出せるだけでも、強姦での逮捕者、痴漢での逮捕者の他、児童ポルノ用の盗撮、ストーキング、売春をさせた等があります。
性犯罪は子どもだけに起こる事ではありません。
男女を問わず大人でも、職場の隣の席の者が歪んだ欲望の目であなたを見ている、と考えれば心落ち着く事はできないと思います。
なお、上記の事件のいくつかは前職場への聞き込みで判明しています。
調査で何もかもが明らかになるとは言いません。
ただ、選考の際に候補者の調査をしなければ、危険な職場になるリスクを防ぐ事もできません。
また、犯罪は性犯罪だけではないので、新規企業との取引開始前等にも、安全の為に調査をする事を勧めます。