バブル期と同等と言われる、人材の売り手市場が続いています。
最低賃金レベルでは人を雇えず、賃金も高騰し続けています。
応募者数の減少や人件費の高騰により、クライアント様から
「応募者全員を採用したい位だ」
「給料支払額が増えてきたから、採用前の経費である調査費用も負担になってきた」
と言われることも増えました。
限られた採用経費、人件費である事は、どの企業でも同じですので、気持ちは非常に理解できます。
ただ、売り手市場だからこそ、悪分子が虎視眈々と優良企業への入社を狙っています。
業績アップ中の企業であっても、1人の悪分子の入社により会社がどん底まで落ちてしまう事もあるのです。
入社人員の悪分子の中には、悪気のない単なるミスマッチの人員から、入社前から悪事をたくらんでの人員までがあります。
「自分が独立する前に、大手企業の機密を盗んでやろう」
「会社に馴染んだ頃に、同僚を引き連れて転職(独立)しよう」
「人手不足の今なら過去の経歴を確認する事もなく採用してくれるだろう」
「ブラックの業種だから何か有る筈。入社後にみんなを煽って会社を脅せば、大金が手に入るだろう」
等といった悪質な応募者も少なくありません。
好景気の今、人材難の今こそ、中途採用者の採用調査(バックグラウンドチェック)は非常に重要なのです。