採用調査(バックグラウンドチェック、リファレンスチェック)をしている中で、
リファラル採用による採用受験者が少しずつ増えてきた事を感じます。
紹介会社からの応募者は、紹介会社からの推薦文も一緒もいただき、調査資料とする事が多いのですが
リファラル採用の場合も、紹介者からの推薦文をお預かりする事もあります。
その際、「自分よりも優秀です」と褒め称える文が少なくないのです。
資本主義社会、競争社会において、後から入るかもしれない同年代の知人(友人)を自分より上だと紹介する気持ちは何なのか、
単なる正直者なのだろうか、と弊社調査員が不思議に感じる事も多い様です。
それとの関係性は確かではありませんが、友人や知人をリファラル採用により入社させ、
在籍期間等の条件を満たしインセンティブを紹介者が受け取るや否や、同友人(知人)が退職するケースが増えてきました。
もしや「インセンティブ詐欺」みたいなものでしょうか。
これには明確な証拠はなく、人事担当者や上層部の不審感によるものであり「詐欺」と言い切る事はできません。
よって、紹介者に注意をしたりといった事もできません。
ただ、担当者や周辺者が悶々とするばかり・・・
リファラル採用に、紹介者に対するインセンティブが必要なのか、企業は考えてみるべきだと思います。