新型コロナウイルスの流行により、日本においてもリモートワーク(在宅勤務)がかなり進みました。
なかなか進まなかった働き方改革の一部が、理由はどうあれ進み始めたのは良いことかと思われます。
ただ、弊社の採用調査や企業調査の中において、準備不足であるにも関わらずリモートワークに舵を切ったばかりに、大きなトラブルとなったケースが明らかになっています。
ネットの接続環境(ウイルス対策等)はどうなのか。
カフェなどでの就業による情報漏れ(PCを外部から覗き見、資料の置き忘れ・・・)。
家庭内に自室を持たない従業員の勤務精度の低下(子どもが邪魔をしたり、後ろで家族がテレビを見ていたり)。
従業員が在宅勤務に慣れていない為に、仕事が遅れ、納期の遅れにつながった。
時間が比較的自由である為、急の連絡がつきにくくなった。
など。
在宅していた子どもが悪気なく、父親のPC画面を撮影しTwitterに「父が在宅勤務中」とアップ。
そこから情報が漏れ企業名が明らかとなり、従業員が責任をとって退職したケースもありました。
何事も過渡期はトラブルがつきものです。
固く試行錯誤を行いながら、働き方改革を進めていきたいものです。