若者の間で近年は車離れが進んでいましたが、コロナ禍では逆に自動車教習所に予約が殺到しているそうです。
理由は色々と考えられますが、密になる電車通勤よりも自動車が見直されている、GOTOにより合宿免許を取得する費用が割安で済んでいる(適用外となった様ですが)等といった事がある様です。
GOTOで言えば、普段旅行をしない人がこの機会に高級ホテルに宿泊する、普段外食をしない人が高級レストランを予約する、といった事も起きており、合宿免許の事例も含めて、行動しかったけれども出来なかった人々の潜在需要が存在したと言えるのではないでしょうか。
GOTOが終了すれば、これらの需要は減ると思われますが、GOTOで新たな体験をした人々の今後の行動には変化が生じるはずです。
コロナ禍により厳しい業種は多いですが、今まで体験した事が無かった人々が新しい非日常の楽しさを知り、また体験したいという欲求が出れば、そこには新たなビジネスチャンスが生まれる様な気がします。
私も先の変化を見据え今後の企業の在り方を探求しつつ、企業信用調査を行っていきたいと思っております。