コロナ禍の下でも、転職者は後を絶ちません。
企業の経営不振によりリストラ対象となってしまったり、給与未払いなどで致し方なく転職をする人が増えています。
一方では、いつの時代にもある「隣の芝生は青い」状態で、皆が我慢の時であるにも関わらず、同業他社が良く見えたり、普段ならなびかないヘッドハンティングに応じての転職であったり、という転職理由も増えているのです。
もちろん、同じ仕事をするならば条件の良い企業に転じたい気持ちは理解ができますし間違ってはいません。
ですが、表面的な条件だけで転職をしてしまってから前職の良さに気づき、転職先で納得できずにせっかく転じた職場も去る、といった人も多いのです。
世の中全体が鬱々としている今、転職者、受け入れ企業の双方が冷静に判断すべき時だと思われます。
バックグラウンドチェックの中で、もったいない転職者を目にするにつけ、双方がコロナに翻弄されず俯瞰し決断して欲しいと感じます。
