ＤＸを進める中で、情報の安全な管理の一つの選択肢としてクラウドサービスを利用し始めている企業が増えています。
一方、クラウドサービスと名乗りながら、単に自社サーバーにクライアントの情報を保管し、管理レベルは通常企業よりも低かった為に、ウイルス攻撃を受け情報漏洩をしたサービス企業がありました。
その上、もっとひどい被害として、意図的にクライント企業の情報抜き取りをしていたサービス会社が判明しました。
同サービス会社は、クラウドサービスを利用する会社からはクラウド利用料金を取り、他方では「○○業界の情報を売ります」としてクライアントの情報をクライアントの同業他社に売却をしていた様です。
サービス会社が増えてきている今、選択基準はついつい料金となるケースが多い様です。
ＤＸ推進の為、自社で管理をしていた情報を新たな経費をかけて管理をする訳ですから当然の選択条件です。
紙面やモノの様な目に見えないサービスゆえ、サービス会社の選択は非常に難しいところです。
大手サービス会社だけが良い訳ではありませんが、取引前にはまず信用調査をし、料金面だけではなく詐欺的なサービス会社ではないかを確認することをお勧めします。
