働き方改革等により、副業の解禁やテレワークの増加等、労働者の働き方も随分と多様化してまいりました。
一方では、企業のトラブルも多様化、増加してきています。

例えば、テレワーク(在宅勤務)による社内情報の持ち出しや紛失等のトラブルが増加。
それらが、意図的なものなのか過失かにより、社内や従業員への対応や指導も変わってきます。
先般は、計画的な「情報の盗み出し」を目的として入社した人物について、調査で判明した事もありました。
もちろん、テレワークにおいても注意事項や規約もきっちりと設定している企業です。
既述の人物は、将来的に独立しようと考え、前職でも同様の情報持ち出しのトラブルを起こしていましたが、
前職場が機密情報の管理不足を社外に知られる事を嫌い、法的処置を取らず、内々で処理をしていたのでした。

過去の全てが分かる訳ではありませんが、
例えば、上記のトラブルについても、採用前に調査(バックグラウンドチェック)をしていれば、
情報漏洩は未然に防げたと思われます。