お盆前頃でしょうか、日経新聞にてリファレンスチェックについて取り上げられた事もあり、リファレンスチェックについての是非が色々な方のブログなどで取り上げられています。
その殆どが「過去を探る事により、応募者の将来(未来)を否定する事になり、応募者にも企業にもプラスにはならない」といった否定的なものです。

もちろん、そういった考え方もあることは承知で、弊社では採用調査(バックグラウドチェック)を20年以上に亘り行っています。
なぜなら、弊社のクライアントの大半は「面接や履歴書だけでは知り得なかった応募者の過去を知る事により、採用後の配属や指導方法に前向きに活かす」といった利用をしてくださっているからです。

いわゆる「癖」と呼ばれる繰り返すだろうトラブルを過去に起こしている人については、起こさない職場環境を与える。
過去に条件面を不服として転職を繰り返している人については、採用前にしっかりと条件面を確認する。
面接では控えめな印象であった人が、部下への指導能力が非常に高く社交的、といった前職評価があった場合は、それを勘案した配属とする。
など、プラス活用をしていただいています。

よって、リファレンスチェックの様な前職調査は、決して採用を妨げる為のものではない事をご理解いただきたく思います。