昨今、企業経営者の高齢化や景気悪化等もあり、余裕があるうちの事業承継が勧められています。
それらの企業の紹介やマッチング、承継を進めていく流れでは、銀行筋や税理士が関与していることが多く、企業は信頼して自社のデータの全てを開示しています。
ただ、事業承継に造詣の深い銀行担当者や税理士を全ての企業が知っているとは限らず、コンサルタント企業が間に入る事も多い様です。
それらコンサルタント(を騙っている)企業による詐欺が目につくようになってきました。
コンサルタント料として非常識な多額の金銭を要求するだけならまだしも、
実際に承継を進める事ができないにも関わらずにコンサル料だけを受領、
対象企業のデーターを同業他社に売却、
といったケースもありました。
既に取引のある銀行や税理士と直接の遣り取りならば安心ですが、新たに取引をする税理士やコンサルタント企業については、頭から信頼するのではなく、調査・確認をする事が大切です。