日本企業の多くが3月末決算を終え、弊社にてそれらの企業の信用調査が一段落した今、未だ続くコロナウイルス流行の影響もあり、先行き不安な企業が多い事を感じています。
今後、企業が昨年までと同様の無金利貸付を行ったとしても、返さなければならないお金です。
過去の無金利借入を既に使い果たしただけでなく、それ以外の借入金が増加している企業が増えています。
また、新たな事業展開やコロナ対策に資金をかけたものの、想定外にコロナ禍が長引いている事もあり、それらの投資が失敗に終わっている企業も少なくありません。
既に、ギリギリ(破産など)まで頑張るか、余力があるうちに穏便に事業閉鎖をするかの選択に頭を悩ませている企業もあります。
既存取引先が突然の倒産、といった事も有り得ます。
取引先一社に依存している仕入れなどがある企業は、次の手も考えておく必要があると考えます。