経営者に向き不向きがあるのは確かです。
ただ、一概に「こういう人が向いている」と言い切れるものではなく、企業の業種や規模、歴史などによっても変わってきます。

大手信用調査会社の経営者能力の評価基準は「社歴」「経営者の経験年数」「倒産歴」などによる評価が大半です。
もちろん、それらも評価基準材料の一つとなりますが、例えばベンチャー企業については「経験者の経験年数」などが、実際の経営者能力とは殆ど関係しない場合もあります。
当社の信用調査は、実際の取引先や経営者の周辺者への聞き込みなども行う為、例えば「決断力」「倫理観」「俯瞰力」などの人柄までを評価基準とすることができます。
瞬時に注目を集めて業績を上げた経営者が、2~3年で業績悪化の末に交替することもあります。
企業経営に何が必要なのか、重要なのか、当社では多方面から情報を集め、信用判断の材料としています。