バックグラウンドチェックで履歴書を目にすることが多い弊社の調査員に聞くところによると、最近は手書きの履歴書は100人に1人もないとのことです。
そして、その手書きの90%は文字が綺麗なことをアピールしたい為に、達筆で書かれているものばかりです。
手書きの履歴書が多かった一昔前の採用調査では、まずは履歴書を見て色々な判断ができました。
ルーズさ几帳面さ、会社に入りたい思いの強弱、複数社受けているか否か、おおらかか細かいタイプか、等々。
そして、8割位は履歴書の印象と調査結果は合致したものです。
履歴書を見ることが調査の下調べの第一段階となっていました。
つまり、手書きの履歴書は人柄を知るのにに持ってこいの材料なのです。
デジタル化が進んでいる中、あえて履歴書提出を手書きに限ってみては如何でしょうか。
あるいは、筆記テストを選択式にするのではなく、文字を多く書かせてみるのは如何でしょうか。
かなり、選考の役に立つと思います。