「景気が良くなる時は最後、悪くなる時は最初」
これは、殆どの中小、零細企業が実感している事ではないでしょうか。
世間は景気が良くなっていると言い、春闘前に給与アップが叫ばれています。
大手企業は、政府からの指導もあるのか、給与のベースアップ幅が大きくなっている様です。
しかし!
そんなに全ての企業の景気(業績)が上向いているのでしょうか。
企業信用(与信)調査をしていると、そうは感じません。
「忙しくはなってきているけれど、利益が上がらない」
「うちの業界は景気上向きとは無関係」
「業績アップと感じられるのは、大手がアップした5年後くらい」
「仕事はあるけど従業員が足りないので、仕事ができない。つまり売上が上がらない」
「まだまだ借金に追われている」
等々と聞かれ、未だ低迷している企業も少なくありません。
未だ、景気の良さと企業調査の結果がリンクしていない、と感じる日々です。
「景気が良くなった」という世間の声に騙されず、取引前には与信調査を行ってください!