請負契約とは「請負者が企業から依頼された業務を行い成果物を完成させ、企業がそれに対して報酬を支払う契約」です。
成果物を完成させるまでの過程（業務内容やかかった時間）ではなく、あくまでも「成果物が依頼どおり」「しっかり納品されたか」など成果物に対して報酬が支払われるものです。
従業員の最低賃金が上がり、職務能力が低い従業員の解雇が容易ではない近時、増えつつある契約でもあります。
職種の性質上、警備員やプログラマー等の同契約が増加しています。
企業側は、従業員の様に、教育に費やす時間や経費、保険の支払いを免れるメリット等がある一方、
相手が個人事業主である為に、仕事を突然投げ出して連絡不通となり仕事が中途半端な状態で放り出される、等といったケースも採用調査で明らかになっています。
個人事業主との契約であっても、職務が長期に及ぶ場合や、多額の請負になる場合など、契約前に相手の信用調査をお勧めしています。
