人手不足で倒産企業が増加、といった昨今、面接などの選考で少し悩んでも、人数合わせで採用をしている企業は少なくありません。
バックグラウンドチェックの結果が芳しくなくても「分かっていたんですが、背に腹は代えられなかった」と採用をしたケースもあります。
採用調査により、短所などをよく知った上で採用した方が知らずに採用するよりは、指導法や配属先の判断ができる点でマシかもしれません。
警備業などで人数が足りない場合は請負現場を得られない為、致し方無く人数合わせで採用、といった場合など、状況はよく理解ができます。
ですが、調査結果が芳しくなかったスタッフが客と揉め事を起こし、数十年続いていた取引の契約中止を申し渡された企業もあります。
反対に「期待していたよりは良かった」というケースもゼロではありませんが、どこまでリスクをおかすか。
目先の仕事を優先させるか、長い目を見て判断するか、企業経営の悩みどころと言えます。