先日、クライアントの管理職研修にて、調査会社の立場から小一時間、お話をさせていただきました。
皆さん、色々な悩みをお持ちでしたが、その中でも「逆パワハラ」についての悩みが多いと感じました。
そして、「それに関して、調査で実態がわかるものなのか」というご質問もいただきました。
今件につきまして、調査会社は、警察の様に特別な権限を持っておりませんので、周辺への聞き込み取材で得た情報や、
今までの経験からの状況推察により、「・・・だろう」といったご報告をする事がせいぜいとなります。
ですので、是非とも、管理職の方に意識付けをしていただきたいのは、「何かあったらその日時と状況などの内容を記載したメモをマメに残していく事」です。
非常にアナログな手段ではありますが、しっかりと日時の記録があれば当日の行動などにより裏付けが取れ、どの人の言い分が正しいのか、実態確認が可能となります。
逆パワハラにより、今まで築き上げてきた職場での位置づけを放棄して転職をする人もおられる事が採用調査により判明しています。
そういった事にならない為にも、日々の行動日誌をメモで良いので記す習慣を持っていただきたいものです。