以前は、欧米に比べると日本では転職の多さは敬遠される傾向にありましたが、働き方の選択肢が増え昨今の人手不足などもあり、５社、６社、なかには１０社以上経験している人も珍しくなくなってきました。
職歴の多い人よりも１つの職場に長く勤めている人は、雇用する側からするとやはり安心感はあるかもしれません。
ですが、数カ月だけ勤めた会社を数年、ひどい場合には１０年以上在籍していたと履歴書を詐称していたケースもかなりの数にのぼります。
応募する側にも、勤続年数の長さは採用される為の評価基準になるという思い込みが少なからずあるのでしょう。
一方で、職歴が多くても正直に履歴書に書いている応募者は誠実な面があるとも言えますし、前向きな理由や止むを得ない事情で転職が多い人も昨今は増えています。
採用調査（バックグラウンドチェック）を行うことによって、履歴書を一見しただけの印象ではない、客観的な判断が可能となります。
