少し前に、大手コンビニエンスストアのフランチャイズ加盟店が、店独自の判断により営業時間を短縮した事が話題になりました。
人手不足で長時間労働を余儀なくされる現場と、営業時間短縮は契約違反とするフランチャイザーとの間には解決すべき課題が多い一方で、
そもそも24時間営業する必要があるのか?という意見もある様です。
外国人の受け入れ拡大や働き方改革による労働環境の変化、販売方法としてネット通販等も浸透してきており、
小売業界におけるフランチャイザーとフランチャイジーの関係についても、新たな時代に入っていると言えるでしょう。
今後はキャッシュレス化や無人化等も進んでいくと思われ、大手といえども時代の波に取り残されれば決して安泰ではありません。
ザーとジーの間には従来から契約後のトラブルが多く聞かれましたが、トラブルが起きてからでは遅いのです。
ビジネスの形態が多様化、複雑化している現在においては、
フランチャイザーとフランチャイジーどちらにとっても契約前の相手側の実態把握の為の与信調査はますます必須と言えます。