どんな会社にも社風がありますが、同じ会社に長く勤めている社員同士ですと、
自分達では気付かないうちに性質まで似てくる事もある様です。
電話の対応等も、丁寧な会社は皆丁寧ですし、軽い感じの会社は皆軽い感じになっている場合が多い様に思います。
中には声のトーンや話し方の特徴まで皆が似ている会社があり、
別々の人が電話に出ているのに、同じ人に対応してもらっていると思い込んで、
話が通じないまましばらく気が付かなかった事が以前にありました。
弊社の企業信用調査では、対象の企業に対して色々な側面から調査を試みます。
帝国データーバンクの様な調査会社が、直接に正面から調査を行う事が多いのに対して、
調査対象の企業が調査をされている事に気付かない角度から調査を行う(側面調査)という点が、
弊社の与信調査の大きな特徴の1つと言えます。
直接正面からの調査の場合は、大企業でもない限り対象企業の代表に取材を行う事が多いでしょう。
ただ、その代表者が誠実な人なのか、詐欺師(本当の事を話しているのか)なのかを見極めるのは
限られた時間内での直接の取材では難しいのではないでしょうか。
逆に詐欺師の方が、相手に好印象を与える術に長けている場合もあるかもしれません。
反社会的勢力との付き合いがある会社についても、それを会話の中で嗅ぎ取るのは難しいのではないでしょうか。
代表者の人柄や体質は、会社の体質となって社風にもつながります。
人間が自分の体質を自覚するのが難しい様に、社員が自社の社風を客観的に見る事も簡単ではありません。
企業や人に対して評価を下すのは側面からの目であり、
それらを1つ1つ積み上げてこそ本当の姿が見えてきます。
ぜひ弊社の与信調査をご活用ください。