私が手掛けた採用調査(バックグラウンドチェック)で、この数か月の間にLGBTの方の調査が2件程ありました。
1件は、添付資料に性同一性障害について記載があった男性の調査でした。
その時は事前に申告があった為、調査はスムーズに進みました。
ただ、別の1件ついては調査が難航しました。
ある男性の調査でしたが、過去の職場ではどこにも在籍をしておらず、経歴を詐称しているのかと思われました。
直近の職場で確認を行ったところ、対応者は対象の事を「彼女」と呼んだ事から、前職場在籍時に手術で男性となり、それに事に伴い名も変えた事が判明。
良好な評を得ていた事もわかりました。
改めて過去の職場に女性時代の氏名で確認を行ったところ、在籍事実も確認ができ、問題のない方だとわかりました。
思い込みは禁物と理解はしていますが、こういった想定をしていませんでした。
これからは、同様の調査が増えるかもしれません。
つくづく、先入観なしで調査を進める事の難しさ感じました。