人材難と言われて3年程でしょうか、企業は最近、待ちの姿勢だけでは人を確保できない事から
「ダイレクトソーシング」といった形を取り始めました。
現在、ダイレクトソーシングでの採用の、採用全体に占める割合は2割とも言われています。
以前、取り上げた「リファラル採用」もこれに含まれます。
また、当初は採用までを示していた「ダイレクトリクルーティング」という言葉も
「第三者を介さずに、直接候補者へアプローチできる攻めの採用手法」
といった意味合いで使われる事もある様です。
今までの様に紹介会社や、仲介会社を通しているだけでは間に合わないのでしょう。
また、紹介会社に支払う費用の節約手段として利用している企業もあります。
世の中にSNSがこれだけ充実してきた今、良い方法だと思われます。
ただ、企業がSNSや本人が登録した内容のみを無暗に信じて採用してしまうリスクは
今までより高くなるのではないでしょうか。
人を欲しがっている企業の足元を見て、
如何にも欲しくなりそうな条件を登録したりSNS上にアップしたりするツワモノも居ます。
当人に接触し、面接等を終えたその後の、ほんの3日程の日数をもって
採用調査(バックグラウンドチェック、リファレンスチェック)を行うべきでしょう。