採用管理システム(ATS)を利用する企業が増加しています。
管理システムにより一元管理される為、採用に際しての時間や人件費が抑えられるメリットがあります。
それらを選択する際に、サービス媒体により初期費用や月額費用が異なりますが、ついつい料金で決めてしまう企業もある様です。
最も大切なのは、どの分野(中途、新卒、正社員、パート社員等)に強いシステムなのか、どれだけの情報量やリンクがあるのか、等の実態です。
どこのサービス(提供会社)と契約するかは、レビューなどの評判や無料お試し期間を利用するしかありませんが、無料お試し期間が終わった途端にサービスが低下したといった事例もあります。
また、大半を、感情の伴わないシステムに沿って採用業務を進めていくため、企業によっては納得のいく結果とならなかったケースも耳にする事が増えました。
実際には殆ど何もしてくれない詐欺的なサービス会社ではないか、といった調査依頼もありました。
各種システムやAIの利用を進める事も良いですが、扱う商品が「人間」の場合は、選別は非常に難しいものです。
ATSだけでなく、人間の手で奥深く判断材料を探す採用調査(バックグラウンドチェック)も含め、多くの角度から人を見る事で、企業に合致した人材を得る事ができると考えます。