バックグラウンドチェック（採用調査）を長年続けている調査員が、かなりの確率で「これはおかしい」と気づく履歴書があります。
プロの調査員といえど100％ではありませんので、前職への聞き込み取材により、その気づきの裏付けを取るわけですが。
また、経歴詐称とは別に、マニュアルを見て書いたのが明らかな「全く同じ文章」に気づく事も多いです。
ハローワークや紹介会社でアドバイスを受けることは良い事ですが、少しは自分なりにアレンジする努力が見えても良さそうなものなのに、と調査する側ながらがっかりしてしまいます。
もちろん、これは違法ではありませんが、応募者の独創性や前向きな姿勢等が計る事ができる材料でもあります。
書類審査、何度かの面接や適性検査、弊社の前職調査等を経て、採否を決定する中で、1番最初に篩うのが書類選考です。
手書きの履歴書が少なくなってはいますが、履歴書・職務経歴書をよく確認する事により、まだまだ多くの人物像が見えてきます。
今一度、提出された履歴書を見つめ直していただければと思います。
