いわゆる高学歴で大手企業に勤務していた人や高難度の資格を有している人が、何でもできるとは限りません。
文系、理系の別だけではなく、身体や手先を使う職か否か、社交性が必要な職か否か、文才を要する職か否か、
前職と仕事内容が全く異なる場合、企業の規模か大きく異なる場合など、前職の評価が次職の職能評価と等しくなる訳ではありません。
所有資格についても然りです。
これからAIが進化していくに伴い、高難度資格所有者であっても転職を余儀なくされるケースが増えてきます。
その際に「こんな難しい資格を持っている人だからうちの仕事はできる筈だ」といった判断は間違いの元です。
前職調査(バックグラウンドチェック)などで採用候補者がどういった事に向いているのか、どういった人柄なのか、などを知った上で選考し採用することが、入社後に高い職能を発揮してもらえることに繋がります。