電車で通勤中、乗り合わせる人達の何割かは毎日ほぼ同じです。
一方、いつの間にか乗り合わせる事がなくなった人達もいます。
一人居なくなり、2人居なくなりと言った感じで、3~5ヶ月経つ頃には乗り合わせる人の顔ぶれが結構変わっている気がします。
近年の新卒採用者の早期退職率は約3割、キャリア採用の場合は約5割にもなるそうです。
通勤電車の乗客で従業員の定着率を考えるのはおかしな話かもしませんが、その割合は合致している気がします。
当社の調査結果でも、一つの企業で長年勤めた人が転職した場合、その後の2、3社は比較的短期間で退職をしている事が多いです。
上記の様な早期退職者の退職理由は「想像していた業務と違った」と言う事が結構多い様です。
採用調査(バックグラウンドチェック)の結果で、経歴詐称やトラブル等の問題等が見られるのは約3割です。
後の7割は在職中のトラブルもなく正当な手続きで退職をしていますが、他の理由により転職を考えた人たちです。
そう言った方々について、再就職の際のミスマッチを防ぐ事が重要です。
ミスマッチによる早期退職は、企業、応募者側のどちらにもマイナスが生じます。
ミスマッチを防ぐ為、応募者が前職の何に対し不満を持っていたかを知る事が有効と考えています。
その為、採用調査(バックグラウンドチェック)はベストマッチを生む最良の手段だと思います。