野生の動物は誰かから餌を与えてもらっている訳ではありません。
食物にありつくには、探索能力が必要です。
行き当たりばったりではなく対象をイメージ、それに似た形状や臭い、また、そういう物が存在する環境を探す事で、効率的に食事にありつけるのです。
調査も同様に行き当たりばったりでは、結果を効率的に得られる確率は小さくなります。
資料から様々な状況を想定し、調査方法の方向性を決め取材にあたります。
その方向性が間違っていなければ、正確な結果を早く出す事ができます。
対象の何を知りたいのか、その為にはどこの誰にどのように聞けば良いか。
A案が無理な場合の、B案はどのように進めるか等、想定しなくてはならない事は様々です。
近年では「個人情報」と言う言葉を一般の人までが使うようになりました。
ある意味、野生動物が餌を探す事を同じくらい、生きた情報を得る事が難しくなったと言えます。
それでも当社の企業与信調査や反社会組織の関与調査を必要とするクライアントが存在する以上は、
多くの情報を得られるように調査方法を2次元的、3次元的に考え、今後も誠意をもってお応えして行きたいと思います。