今年の新卒採用の社員が働きだしてから、半年目に突入します。
毎年のように、大手就職支援企業は新人の意識調査を行っており、今年は「スキルや知識を身につける」が去年に引き続きトップに位置。
次いで「周囲と良好な関係を築く」「元気でいきいきと働き続けられること」が上位に入っています。
なお「何事も率先して行う」「高い成果を出す」の割合は、年々減る傾向にあるようです。
私見ですが、今年の新社会人意識調査の結果内容は、何かの同好会活動の延長の様な印象を受けました。

バックグラウンドチェックを行っていますと、職能や適性等の他、応募者の仕事に対する意識の持ち方が聞かれる事もあり「社員をどう活かすか」に役立つ結果も聞かれます。
また多くはないですが、対象者をどのように扱えばよいかのアドバイスを得られる事もあり、採用後の教育方法選定の材料となり得ます。

人材の採用は、企業にとって大きな(高額な)買い物の一つです。
採用調査で、就職希望者の仕事に対する意識の持ち方を知る事は、従業員を効率的に育てる重要な情報と私は考えます。