採用調査(バックグラウウンドチェック)をしていますと、経歴詐称の結果を目にする事はよくあります。
今年は個人情報保護に関する法律が変わった為、調査が難航する事もしばしばありましたが、先日「履歴書の記載事項はすべて詐称のみ」と言った案件にあたりました。

最初の職場は誰もが知る大手企業の記載があり、確認をしたところ、当時からいる申告部署の方から「そんな人は知らない」と在籍を否定。
もちろん記録も残っていません。
その後の職歴も同じように詐称が認められました。
その上、本人申告の住所は他人の家であり、本人とは無関係。
連絡が郵送等であった場合どうするつもりでしょうか。
なにより本人には詐欺容疑で数度の逮捕歴があった事が判明しました。

実を言いますと当初は難航するであろうと予想をしていましたが、企業様に調査依頼したことを喜んでいただける大当たりとなりました。
協力をしてくれた企業様に感謝をしつつ、やはり採用前の調査は必須だと改めて感じました。