友人と仕事の話をしていると「履歴書に嘘を書く人って結構多いのか」と聞かれる事があります。

「記憶違いかな」位から「意図的な大きな嘘」まで、程度の違いはありますが、全体の3割に何らかの相違や細工が見られます。
一番多いのは「在籍期間」の詐称で、その期間も1ヶ月から数年と言った物まであり、20年以上の虚偽を記載していた例もあります。
ついで、役職や成績、退職理由、所属部署と言った事があげられます。
退職理由は「自己都合」と申告されていても、実際には無断欠勤したままバックレ退職や、横領が明るみに出た為の懲戒処分、と言った例も見られます。

提出された履歴書や職務経歴書は、その人を保証する物ではありません。
人によっては「良さそうな応募者を疑うのは気が引ける」とおっしゃる方もありますが、
疑うのではなく、信じる為の採用調査(バックグラウンドチェック)と考えてれば、その意義を分かっていただけると思います。