近年何かと話題になっている「退職代行」ですが、当社の採用調査(バックグラウンドチェック)の調査結果においても
利用している例が少しずつ増えています。
代行業者をつかう事自体は違法ではありません。
辞めたくても辞めさせてもらえない従業員の悩みに対応できる良い手段だと思います。
ただ、これまでの調査結果の大半では、本人に対し良い印象は得られず
「理由も分からず突然辞められた。業者の通知があっただけで、引継ぎが出来ず困っている」
「代行業者に従って手続きしたけれど、こちらに返却してもらうべきもの(携帯や保険証など)が戻っていない」
などと言った報告が上がっています。
代行利用に悪いイメージが付きまとうのは、こういった、事後処理のまずさからでしょう。
退職代行業者を利用した事が悪い訳では無く、利用目的及び方法が本来の問題なのです。
何らかの縁が有って入った会社ですので、退職時にも後を濁さずに去って欲しいものです。