今年の就職活動状況はまさに暗雲が立ち込めている状態です。
人材の売り手市場から一転し、買い手市場へ・・と言いたいところですが、企業側も人余りで人員削減傾向にあります。
また、職を求め、就職紹介サービス会社に登録する求職者が多いにも関わらず、内定数そのものが少ない為、紹介サービス会社でさえ、仕事量だけが増え収入に繋がらない、と言った現状になり、本来儲かるはずの業種も苦境に立たされている、とも報じられています。
このような社会情勢では、とりあえずの稼ぎ口さえ見つかれば良い、考える者が増える傾向にあります。
その場合、景気回復後の離職率が増える事は想像に難くありません。
最初から短期就労の募集をしているのなら話は別ですが、定職率の増加は企業存続の鍵です。
後継者を育てると言った意味においても、非常に重要な事なことなのです。
採用前調査(バックグラウンドチェック)言うと、経歴詐称の発見にばかりに目がいきがちですが、本来は、企業が前向き存続するための手段の一つです。
求職者の転職理由を知る事は、今後の企業の発展に繋がる、と考えます