Fランク大学と言う言葉をご存じでしょうか。
2000年にある大手の予備校が低偏差値の大学をそのように位置づけ、学校名を公表しました。
「Fランク大学出身=仕事ができない」と思いがちですが、実際の働きぶりはどうでしょう。
当社で調査したFランク校出身者のバックグラウンドチェックの報告書を見ますと「全く役に立たない」から「部署で一番の稼ぎ手」まで評価は様々です。
実社会では学歴で求職者を排除する企業もあるようですが、この評価のバラつきを見ると、出身校で篩に掛ける事は少しもったいない気もします。
世の中にはAランク校出身でなければ務まらない仕事がある事も確かなので、篩に掛ける事に否定の気持ちはありません。
ただどのランクにせよ、採用前調査で実際の職能評価を得る事がなにより大事、と私は考えます。
それにより適材適所の配置が可能になり、企業が潤うと思うからです。