20年ぶりとなる一万円、五千円、千円の新紙幣の発行が約1年後に迫ってきました。
4月に新紙幣の見本が報道陣に公開され、本年度中には30億万枚余りが製造される予定となっています。
新紙幣には、紫外線が当たると発光するインキや、角度によって肖像の図柄が変化して見える3Dホログラムと呼ばれる世界初の技術が使用される等、高度な偽造防止対策が施されています。
キャッシュレス化が進み、新紙幣を使用する機会は今までよりも減るかもしれませんが、情報漏洩やサイバー攻撃などが相次ぐ現状を踏まえれば、偽造防止が徹底された紙幣を持つ方が安心できるという人も多いかもしれません。
一方、新紙幣発行に伴い旧紙幣が使えなくなる等といったデマ情報などがすでに認められ、今後も新手の詐欺行為が増えてくることも考えられます。
新紙幣発行に関連するものに限らず、新規ビジネスや新たな取引等を行う場合は、すぐには飛び付かず企業信用調査等を利用し慎重に検討を行う事が必須です。