大阪の夢洲に万博が開催される事が決まり、
カジノを含む統合型リゾートについても大阪に誘致される可能性が高くなってきました。

先だって今年の7月にはIR実施法が成立しており、実現へ向けての環境が整いつつあります。
政府は、カジノ事業からの反社会的勢力の排除等については、
世界最高水準のカジノ規制によって万全の対策を講じると明言しており、
カジノ事業者については厳格な審査を経た免許制となる様です。

近年は何れの企業にとっても大きなリスク要因となっている反社会的勢力との関与ですが、
特にカジノ事業に関してはより広範囲の清廉性が求められ、
暴力団等との関与調査も相当に深くなる事が予想されます。
今年は大阪でG20も開催されます。
大阪が世界基準に見合った国際都市として今後より認知されるべく、
IR誘致を待つまでもなく反社会的勢力との関与については、
どの事業者へも今まで以上に厳しい目が向けられる事は必至です。
近時の反社会勢力は暴力団だけではありません。
徹底した対策と調査等のリスク管理が必要になってくると思われます。