太陽光などの再生可能エネルギーの普及を目的とした電力の固定価格買取制度を経産省が2012年に開始して以後、買取り価格が高く設定されていた当時は特に太陽光発電事業者が雨後の筍の様に出てきました。
弊社への太陽光発電事業者を対象とした企業信用調査も比例して増え、環境への負荷を低減する目的は名ばかりの、舌先三寸で怪しい権利を売り買いする悪徳ブローカーや詐欺師、暴力団の関与などが判明したケースも目立ちました。
また、太陽光パネルを設置するために木を伐り、山を削ることは、地元住民からの反対の声なども多く見られました。

ところで、現在普及している太陽光パネルは中国メーカーの一人勝ちとなっていますが、脱炭素を進めていくための重要な技術として次世代太陽電池等も注目されています。
日本発の技術である軽くて柔軟性を持つペロブスカイト太陽電池などは、今年も発表の時期を迎えるノーベル賞候補ともされており、世界の環境負荷低減へ日本の益々の活躍が期待されます。
弊社においても、これからの時代に合わせて技術を磨き、調査業務で日本に貢献していきたいと考えています。